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投資の考え方
アスパラントグループの投資活動おける考え方をご紹介いたします。
基本方針
日本社会は高齢化が進み、成熟期を迎えています。これまで発展してきた各産業も踊り場を迎え、大企業グループ傘下からの独立や、事業の承継が求められる企業が増えてきました。これらの成熟した企業が、次なる成長軌道に入るためには、経営の更なる進化が求められております。アスパラントグループは、このような社会のニーズに“株主”として参画することにより、対応します。 アスパラントグループは、投資先企業の理念、文化、経営方針をしっかりと理解し、尊重することを基本的な考えとして、行動規範を遵守し、投資先企業の役職員の皆様と一緒に汗をかきながら、投資先企業に以下のような形で貢献をいたします。
- 管理会計、人事、オペレーション、戦略の改善を通じて、経営基盤づくりをサポートし、収益を確保する
- 得た収益を投資先企業役職員の皆様に還元すると共に、継続的な成長を可能にする研究開発、設備投資、新規事業の開拓、M&Aを行う
- 投資先企業の経営者と相談しながら、IPOによる自主独立、または、投資先企業の持続的な成長発展に寄与するスポンサーへのバトンタッチを行う
投資による
ご支援の類型
アスパラントグループは、主に以下3つの場合に、支援をさせていただきます。
投資対象
アスパラントグループは、①潜在的な競争力があり、②何らかの理由でその競争力を十分発揮できておらず、③これらを解決することで、中長期的な成長軌道に乗せることができる、企業を投資対象としております。
投資対象企業の規模の目安としては、売上高が、概ね数十億円以上の企業を対象として考えておりますが、追加投資(既に投資をしている企業による投資)の場合は、下限はありません。
投資対象企業の業種については、特段の制約は設けておりませんが、以下の業種に実績がございます。
ガバナンス
原則として、過半数の株式を保有することで、経営権を確保させていただきます。例外的に、少数株主となる場合には、実質的な経営権を確保(投資先企業との間で資本業務提携契約、大株主との間で株主間契約を締結することなど)できることを条件としております。
企業の変革が求められるタイミングで、株式をまとめて保有し、株主としての意見を一本化することで、投資先企業の役職員の皆様と一緒に、スピード感をもって変革を支援させていただくことができます。
ESGへの配慮
近年、社会において、ESG(環境、社会及びコーポレート・ガバナンス)の重要性が益々認識されております。アスパラントグループとしても、地球温暖化等環境への配慮や人権保護等社会的公平性の確保、正しいガバナンスによる企業活動の最適化が、企業並びに社会の持続可能な成長の礎になると考えております。
このようなESGの適切な対応によって、投資先企業の更なる企業価値向上に貢献し、社会の持続的発展に寄与いたします。