投資の概要

投資時期: 2016年 11月
譲渡時期: 2019年 10月
アプローチ: 事業承継
ファンド: AG2号
ステータス: Exit済

投資の経緯 /
投資後の取組

投資の経緯

丸喜産業は、ヴァージン樹脂原料の販売/使用済み樹脂(廃プラ)の買戻し/リサイクル加工した樹脂原料の再販売と、地方で効率的でユニークなビジネスを展開する全国トップクラス規模のリサイクル企業です。アスパラントグループは、オーナーの事業承継ニーズを受け、組織経営体制の構築及び収益性向上をテーマに投資させていただきました。

 

投資後の取組

<インフラ整備>

  • 計数管理体制構築
  • 会議体の設計/運営
  • 企業基盤の整備(労働環境/条件の改善、キーポジション(営業/製造技術/人事)での外部人材採用/組織を強化)

<合理化>

  • 経営資源の再配分(収益性の高い商品/顧客への注力)
  • 生産性改善-コスト削減(有休機械の整備/再稼働による製造効率向上)

<成長支援>

  • 営業支援/販路拡大他-販路拡大(新製品開発/海外市場への投入)
  • 営業支援/販路拡大他-その他(拠点設立(東京)による国内/海外営業強化)
  • 研究開発/設備投資-設備投資(新工場立ち上げによる製造能力の拡大)
  • 追加買収(シナジーのある同業他社のM&A実施)

 

Exit

2019年、丸喜産業の事業成長につながる、中国を中心とした東アジア地域における広汎なネットワーク/リソースを有するCITIC グループの日本企業向け投資ファンドの傘下に入りました。