投資の概要

投資時期: 2020年 3月
譲渡時期: 2023年 4月
アプローチ: 事業承継
ファンド: AG3号シリーズ
ステータス: Exit済

投資の経緯 /
投資後の取組

投資の経緯

タンケンシールセーコウは、石油化学をはじめとする主要産業のプラントの液漏れ防止に不可欠なメカニカルシールを製造しており、同製品市場で確固たるポジションを築いている企業です。アスパラントグループは、オーナーの事業承継ニーズを受け、より一層の成長をテーマに投資させていただきました。

 

投資後の取組

<インフラ整備>

  • 計数管理体制構築
  • 会議体の設計/運営
  • 企業基盤の整備(管理機能の構築、規定整備)

<合理化>

  • 生産性改善-受注ロスの低減(納期短縮、サプライヤー開拓/関係強化)
  • 生産性改善-コスト削減(内製化推進による外注費削減、工場統合によるコスト削減)
  • 価格戦略(適切な価格設定)

<成長支援>

  • 営業支援/販路拡大他-営業支援(営業/技術間の連携強化による全社営業体制構築)
  • 営業支援/販路拡大他-その他(メンテナンスビジネスの強化)
  • 研究開発/設備投資-設備投資(生産性改善のための自動化設備導入)
  • 研究開発/設備投資-研究開発(新規分野(カーボン製品)の開発強化)

Exit

2023年、メカニカルシールを主力製品のひとつとしている日本ピラー工業株式会社より、タンケンシールセーコウのカーボン技術等の評価を受け、同社の完全子会社となりました。